第64回研究集会【開催記録】

「大学図書館の社会貢献について~貴重資料の保存と公開~」
(第64回中国四国地区大学図書館研究集会)

日時 令和5年10月13日(金) 13:00-17:00
運営 第64回中国四国地区大学図書館研究集会運営委員会
   (香川大学図書館、香川県立保健医療大学図書館、高松大学附属図書館)
会場 オンライン(香川大学図書館から配信)
テーマ 「大学図書館の社会貢献について~貴重資料の保存と公開~」
 「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議まとめ)」において、新たな「デジタル・ライブラリー」の方向性が示された。大学図書館は、各大学のミッションの中で何を優先して取り組むかを、各々が考える必要がある。
中国四国地区をはじめとする地域における大学は、そのミッションの一つとして、所属する学術資源や大学での研究成果を社会へ還元し、地域の発展に寄与する役割を期待されているだろう。
そこで、本研究集会では、基調講演と事例発表を通じ、大学が所蔵する貴重資料の保存と公開を一例として、地域における大学の図書館に期待される役割について考え、具体的な取り組みに繋げていく契機とする。

日程
13:00-13:10 開会
13:10-14:40 基調講演 守田逸人(香川大学教育学部)
      「香川大学図書館『神原文庫』と初代学長神原甚造の人物像
       -大学図書館デジタルアーカイブの課題も視野に-」    
14:40-15:00 休憩
15:00-15:40 事例報告
      「貴重資料のデジタル化と公開」上山朋子(愛媛大学図書館)
      「デジタル化を通じた貴重資料の利活用」田中やよい(島根大学附属図書館)
15:40-16:00 事前アンケートによる取り組みから質疑応答
      「香川大学図書館の地域貢献」関口俊介(香川大学図書館)
16:00-16:15 休憩
16:15-16:55 基調講演、事例報告への質疑応答
16:55-17:00 閉会