第66回研究集会【開催記録】
「DX時代における大学図書館の役割と進化」(第66回中国四国地区大学図書館研究集会)
日時 令和7年10月17日(金)13:15-17:00
主催 中国四国地区大学図書館協議会
共催 徳島県大学図書館協議会
運営 第66回中国四国地区大学図書館研究集会運営委員会
(徳島大学附属図書館、徳島文理大学図書館、高知工科大学附属情報図書館)
会場 オンライン
テーマ 「DX時代における大学図書館の役割と進化」
DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれるようになって久しく、大学図書館の現場でも業務の効率化にとどまらず、サービスの在り方そのものが変わりつつある。オンラインサービスの拡充、データを活用した業務改善、来館者支援のデジタル化など、現場ではさまざまな変化が求められている。一方で、紙の資料や対面サービスの価値をどう維持し、どのようにDXと両立させていくかという課題もある。現場の実務に携わる中で、こうした変化にどのように向き合い、大学図書館としての役割をどう再定義していくかが問われている。本研究集会では、基調講演と事例発表を通して、DXを活用した業務やサービスの具体的な事例を共有し、現場の課題や工夫を踏まえながら、大学図書館が目指すべき方向について議論する。日々の業務の中で感じる疑問や課題を持ち寄り、実践的な視点から大学図書館の未来を考える機会とする。
参加者 32機関108名(申込受付者数)
プログラム
13:00 開会
13:10 基調講演
「大学図書館のDXに向けて~生成AIが普及した未来に私たちはどのような図書館を目指すのか~」
高橋菜奈子(新潟大学学術情報部長)
14:40 休憩
15:00 事例報告
- 「島大図のDXアラカルト」
青柳和仁(島根大学附属図書館) - 「アイディアを形に!身近な課題からはじめる業務改善」
植山廣紀(岡山大学図書館) - 「オンライン・レファレンスサービスの取り組み」
佐藤八千代(福山市立大学附属図書館)
16:30 ディスカッション
16:55 閉会