第65回研究集会【開催記録】

2030デジタル・ライブラリーの具体化に向けて」(第65回中国四国地区大学図書館研究集会)

日時 令和6年10月25日(金)13:15-17:00

主催 中国四国地区大学図書館協議会
共催 島根県大学・高等専門学校図書館協議会

運営 第65回中国四国地区大学図書館研究集会運営委員会
(島根大学附属図書館、島根県立大学浜田キャンパス図書館、広島文教大学附属図書館)

会場 オンライン(島根大学附属図書館から配信)

テーマ 「2030デジタル・ライブラリーの具体化に向けて」

 「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議まとめ)」で示された「デジタル・ライブ ラリー」に関して、令和6年7月1日に「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会がロードマップを公開した。ロードマップは「支援機能・サービス」、「場」、「人材」の3つの側面から大学図書館が取り組むべき課題や論点を時系列で取り上げており、各大学での実践の参考になるものと思われる。
審議まとめの「むすび」にもあるように、これからの「デジタル・ライブラリー」には、教育・研究DXの動きとも連動しながら、学術情報の更なる充実や流通を促し、大学全体の教育・研究の活性化につながることが期待されている。一方で、その実現に向けては大学図書館として新たに取り組む課題が多く、個別の大学や大学図書館が単独で行うには限度がある。
 本研究集会での講演や具体的な事例報告を通して、学内外での連携・協力の模索や、各大学での具体的な実践につなげる機会としたい。
なお、多くの方に参加いただけるようオンライン形式での開催とし、各参加者は大学ごとに集合又は各自の端末からオンラインでの参加とする。

プログラム

 13:15 開会
 13:25 話題提供
     「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について」
         京都大学附属図書館事務部長 杉田茂樹
 14:55 事例報告
     1.「徳島大学附属図書館における電子書籍の整備状況、
        チャットボットの構築」
         徳島大学附属図書館 佐藤孝之
     2.「デジタル・ライブラリーについては模索中なので、とりあえず
        汎用キャッシュレス決済導入と既存データの利活用の話
         広島大学図書館 川村拓郎
     3.「電子書籍の広報および統計分析について
        ー持続可能な広報を目指してー
         岡山大学附属図書館 水内勇太
 16:15 ディスカッション
 16:55 閉会