第52回中国四国地区大学図書館研究集会【開催記録(2011.10.13-14)】

日程 平成23年10月13日(木)~10月14日(金)
会場  愛媛大学総合情報メディアセンター(松山市文京町3番)

要項
●研究集会メインテーマ
『電子書籍と大学図書館の上手なつきあい方 ~なにがどう変わる?期待と不安~』
2010年は,何度目かの「電子書籍元年」を迎えた年であるが,盛り上がったムードの割に実態はさほど進んでいないというのが正直な印象である。しかしながら,今までに蒔かれた色々な種が今後大きく開花し,大学図書館を取り巻く環境を大きく変えてゆくことも否定できるものではない。
電子書籍をどのように取り込み,電子書籍により図書館をどのように変えてゆくのか。大学図書館と電子書籍との関わり方を探っていきたい。

●プログラム 
≪第1日目≫
13:00-13:10 開会挨拶 愛媛大学図書館長 小淵 港

13:10-14:10 講演1
「電子書籍の現状とこれからの図書館」
立命館大学文学部 湯浅 俊彦

14:20-15:20 講演2
「印刷業界から見た電子書籍と図書館」
中西印刷株式会社 中西 秀彦

15:40-16:30 研究発表・実情報告
(1)「香川大学図書館における学術情報リテラシー教育の現状と課題」
香川大学図書館 大園 岳雄

(2)「電子ジャーナルについて」
松山大学図書館 大政 一郎

(3)「図書館サポーター ~学生さんと共に~」
愛媛大学図書館 橘 紀子

16:40-17:30 ブラウジングコーナー
(1)「“学び”を支える資料の充実をめざして -山口大学総合図書館のこころみ-」
山口大学図書館 大塚 由希子

(2)「図書館と私」
ノートルダム清心女子大学附属図書館 小川 奈美子

(3)「たまごとしょかんいんの戸惑いと発見?!」
愛媛大学図書館 古森 絢子

(4)「図書館員として思うこと」
広島大学図書館 三宅 亜弥

18:00-20:00 情報交換会

≪第2日目≫
9:00-12:00 分科会
第1分科会<利用者の視点から見た電子書籍サービス(情報リテラシー)>
第2分科会<学術情報管理面における電子書籍の諸問題(蔵書管理)>
13:30-14:30 全体会議
14:30-14:40 閉会の挨拶 愛媛大学図書館長 小淵 港
14:40 閉会・解散
愛媛大学図書館,愛媛大学ミュージアム,松山大学図書館等見学